スタッフブログ 金の助トレーナー編
こんにちは!!
貧乏という文字が具現化した男、三遊亭金の助です。
最近、落語家の必需品である『千社札』と言うものをプロに頼んで作ってもらいました。
『千社札』というのは単純に言うと名前シールです。
よく神社仏閣の片隅に貼ってありますね。
落語家の千社札というのは独特な字体で書いてあります。
これを『寄席文字』といい、なんとこの文字を書く事を専門としたプロの方達がいらっしゃいます。
ですから今回は、そのプロの方にお願いして作って頂きました。
一昨年、落語家の身分『二ツ目』に昇進した遅れたお祝いと言うことで『めくり』も作って頂きました。
ちなみに歌舞伎も似たような文字を使うのですが、あちらは『勘亭流』といって『寄席文字』とは違うものなんです。
三遊亭の『遊』や、金の助の『の』の字など普通とは違う書き方ですが、これには理由があって、実は縁起を担いでいるんです。
字を客席に見立てていて、字を詰まり気味にして、隙間を減らして、空席が少なくなるよう、また右肩上がりに書かれています。
そして基本的に寄席文字は黒い文字で書かれています。これは黒字になるように願いを込めているんです。
そんな縁起のいい千社札を作った私は、とても縁起のいいスタッフという事になりますね!!
これで会員の皆様の来年も、無病息災、商売繁盛、家内安全、焼肉定食と素晴らしい一年になること間違いなしです!!